学会概要

一般社団法人
日本LD学会とは

一般社団法人日本LD学会は、LD(学習障害)・ADHD(注意欠如多動性障害)等の発達障害に関する研究・臨床・教育の進歩向上を図るとともに、LD等を有する児(者)に対する教育の質的向上と福祉の増進を図ることを目的に、1992(平成4)年に設立された学術研究団体です。

2009(平成21)年4月1日に法人化し、「一般社団法人日本LD学会」となりました。会員は、教育、心理、医療、福祉、行政などに携わる実践家や研究者、保護者等によって構成されています。

正会員 : 11,112
名誉会員 : 26
機関会員 : 45機関
賛助会員 : 1機関

2023(令和5)年4月1日現在

※正会員: この法人の目的に賛同し、LD 等に関する科学的研究・臨床・教育に携わっている個人

※名誉会員: この法人の運営に功労のあった者で理事会の推薦と社員総会の承認を得た個人

※機関会員: この法人の目的に賛同し、機関として入会した団体

※賛助会員: この法人の事業を賛助するために入会した個人及び団体

目的

本会の目的は、LD・ADHD等の発達障害に関する研究・臨床・教育・の進歩向上を図ると共に、LD等を有する児(者)に対する教育の質的向上と福祉の増進を図ることにあります。

事業内容

  • 会員が、研究・臨床・教育などの成果を発表し合うための研究大会を開催します。
  • 会員の資質や技能を向上するための研修会や公開シンポジウム等を開催します。
  • 会員の研究や実践の成果を掲載知るための機関誌「LD研究」を年4回発行します。
  • 会員がLD等に関する新しい情報を得るために会報を年4回発行します。
  • 一般財団法人特別支援教育士資格認定協会と連携し、特別支援教育士[S.E.N.S]の認定を行います。
  • 内外のLD関係諸団体との連携を深めます。

ミッション・ステートメント

研究(Study)

LD・ADHD等の発達障害に関する質の高い研究を推進します。

臨床・教育実践(Practice)

LD・ADHD等の発達障害のある人たちに対する教育や支援の向上を目指します。

啓発(Enlightenment)

LD・ADHD等の発達障害に対する社会の理解を深め、インクルーシブ社会の実現を達成するために行動します。

連携(Cooperation)

LD・ADHD等の発達障害のある人たちの教育・支援に携わる行政機関や関連機関・団体と協働して活動します。

国際化(Globalization)

LD・ADHD等の発達障害に関する国際的な動向を踏まえ、国内外に向けて情報を発信します。

倫理的責任(Ethical Responsibility)

すべての人の基本的人権と尊厳に対して適切な敬意を払い、障害のある人々や障害のない人々の自由と幸福の追求を尊重し、倫理綱領に従って活動します。